初心者でもわかる!エクセルマクロの作り方入門

初心者でもわかる!エクセルマクロの作り方入門 マクロ

エクセルの便利な機能の1つに『マクロ』があります。

ネットでマクロの意味を調べると、次のように書かれていました。

ソフトの操作を自動的に行わせる機能です。頻繁に行う操作を登録することで、何度も同じ操作をしないで済みます。

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」

マクロを大雑把にまとめると、『自分専用のショートカットキーをあらかじめ登録し、いつでも使えるようにできる』便利な機能です。

『自分専用のショートカットキー』=『マクロ』と思ってもいいかもしれません^^

同じ操作を頻繁にする場合は、作業効率が悪くなります。

なので、よく使う操作をマクロとして登録しておくと、作業効率が格段にアップしますよ。

でも、マクロと聞くと『なんだか難しそう』と尻込みする人が多いんですよね。

たしかに、マクロはVBA(Visual Basic for Applications)と呼ばれる言語で組まれたプログラムなので、プログラミングの知識がないとマクロを作れないと勘違いしている人もいます。

でも、決まった操作をマクロとして使いたい(記録)場合は、そのマクロを作成(登録)することは全然難しくなく、プログラミングすることなく作ることができます。

ここでは、エクセル初心者の人でも簡単にマクロが作れるように、詳しく解説していきます。

自分専用のショートカットキーが欲しい人は、ぜひ参考にしてください!

エクセルマクロの作り方と使い方

これより、エクセルマクロの作り方と使い方にわけて解説していきます。

マクロの作成(面倒な操作をマクロとして記録する)

まずは、マクロの作り方。

例えば、下のエクセルのように、選択したセルを『罫線で囲む』+『背景色を黄色』+『文字を赤』+『文字を中央揃え』にする操作が頻繁にあるとします。

面倒な書式設定をマクロで簡単に変更したい

その操作というのは、具体的には次の通りです。

  1. 格子状の罫線を設定する。
  2. 塗りつぶしの色を黄色にする。
  3. フォントの色を赤にする。
  4. 文字列を中央に揃える。

合計4回も操作しなといけないので、この面倒な操作をしないですむように、ショートカットキーとしてのマクロを今から作っていきます。

 

マクロを作る手順は以下のようになりますが、『記録の開始』→『操作』→『記録の終了』という流れで単純作業なのでそんなに面倒でもありません。

  1. マクロの記録を開始。
  2. ショートカットしたい操作をする。
  3. マクロの記録を終了。

1. マクロの記録を開始

マクロの記録を開始する手順です。

まずは、任意のセルを選択します。

『表示』タブを選択し(①)、『マクロ』(②)→『マクロの記録』を選択(③)

※マクロの記録が開始されてからセルを選択しないでください。

エクセルマクロの作り方(記録)

リボンからではなく、エクセルの下の方にあるステータスバーの『マクロ記録』ボタンを押してもいいです。
ステータスバーのマクロ記録ボタンもし、上の画像のように『マクロ記録』ボタンが表示されない場合は、ステーテスバーを右クリックし(①)、『マクロの記録』にチェックをつけてください。
ステータスバーでマクロ記録ボタンを表示させる

 

マクロ名には好きな名前を入力し、ショートカットキーにはここでは『u』を入力し、『OK』をクリック。

エクセルマクロの作り方(記録)

ショートカットキーはここでは『u』を入力しましたが、実際には使われていないショートカットキーを入力した方がいいです。

2. ショートカットしたい操作をする

ここからはショートカットしたい操作を実際にして、マクロとして記録させます。

ここでは例としての操作を解説しますが、実際には自分でショートカットしたい操作をすることになります。

 

まずは、以下の手順で格子状の罫線を設定します。

エクセルマクロの作り方(記録)

 

次に、背景色を黄色にします。

エクセルマクロの作り方(記録)

 

そして、文字の色を赤、文字列を中央揃えの設定にします。

エクセルマクロの作り方(記録)

 

これで書式が変更されました。

書式設定の結果

以上で、合計4回の操作がマクロに記録されます。

3. マクロの記録を終了

ショートカットの操作は終わったので、マクロの記録を終了します。

『表示』タブ→『マクロ』→『記録終了』を選択。

エクセルマクロの作り方(記録)

リボンからではなく、エクセルの下の方にあるステータスバーの『マクロ停止』ボタンを押してもいいです。
ステータスバーのマクロ停止ボタン

これで、マクロの作成(記録)が終わりました。

作成したエクセルマクロの使い方

では、マクロの作成(記録)ができたので、実際にマクロを使ってみます。

ここも例としての使い方なので、実際には自分が記録したマクロを確認する操作をしてください。

 

事前に任意のセルを選択し、『表示』タブ→『マクロ』→『マクロの表示』を選択。

エクセルマクロの使い方

記録したマクロを選択し、『実行』をクリック。

エクセルマクロの使い方

 

すると、次のエクセルのように、マクロにより4回の操作での書式設定がショートカットできたことが確認できました。

エクセルマクロの使い方

作成したエクセルマクロの使い方(ショートカットキーの利用)

マクロはさきほどのように、エクセルのメニューをたどれば実行できます。

しかし、それでもまだ面倒なので、マクロの記録で指定したショートカットキーを使いましょう。

それこそ、一発のショートカットキーでマクロが実行されて超便利です^^

 

今回、ショートカットキーには『u』を指定しているので、『CTRL』+『u』を押すと即マクロが実行されます。

エクセルマクロの作り方(記録)

ここも、実際の『マクロの記録』で指定したショートカットキーを使ってください。

マクロ付きエクセルファイルの保存

マクロを作ることができたのでエクセルを保存します。

すると、次のような警告が出ますが、『いいえ』を選択。エクセルマクロの保存

ここで『はい』を選択すると、せっかく作ったマクロが保存されないので注意してください。※マクロを保存する必要がない場合は『はい』でも構いません。

 

保存ダイアログが表示されるので、『ファイルの種類』は『Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)』を選択して、『保存」ボタンをクリック。エクセルマクロの保存

マクロが記録されているエクセルは拡張子がxlsxのままでは保存できないルールとなっているので、マクロ付きの拡張子であるxlsmに変更する必要があります。

これで記録されたマクロが無事にエクセルに保存されました。

再度、マクロが記録されたエクセルを開いてみます。

エクセルマクロの警告

セキュリティの警告が出ています。

使っているエクセルのオプションによって、必ずしもこの通りの警告になるとは限りません

もしこのような警告が出た場合は、『コンテンツの有効化』を押してください。

有効化しないとマクロの編集などができなくなります。

あとは、マクロを使いたい場面で保存したマクロを実行させれば何でも自分専用のショートカットキーが使えるようになります^^

まとめ

まとめ

  • マクロは自分専用のショートカットキー。
  • 面倒な操作を記録するだけで、ショートカットキーとしてマクロが使える。

例を交えてマクロの作り方(記録)について解説しました。

マクロがショートカットキーの代わりになること、面倒な操作を『記録』するだけですぐにマクロが使えることがわかったと思います。

エクセルではいろんなショートカットキーが用意されていますが、それでも自分がよく使う操作が用意されているとは限りません。

そういう時こそ、マクロの力を借りて作業を楽にして効率アップを図りましょう!

より使いやすいマクロにするためのステップアップ!(ボタン作成)

今回紹介した方法でもマクロの実行にはまったく問題ないです。

ただし、マウスでのリボン操作によるマクロの実行が中心となるので、より簡単にマクロを実行できるボタンの作成がおすすめです。

次の記事では、よりマクロを使いやすくするボタンの作成について詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください!

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