エクセルが令和に対応しているか簡単に確認できる方法

エクセルが新元号に対応しているか簡単に確認できる方法 元号

2019/04/26加筆)

やっとWindowsUpdateでエクセルが令和対応となりました。

詳しくは後述参照。

みなさんご存知の通り、平成という『元号』が今年の4月30日(平成31年)で終わりとなり、5月1日からいよいよ『新元号』に切り替わります。

改元ってやつですね。

エクセルを使っている人で、新元号になった時に西暦→和暦への変換ってどうなるんだろうって不安に思っている人がいるようですが、大丈夫です。

WindowsUpdateの更新設定を標準の状態から変更していない限り、普通は自動でパッチが適用(アップデート)されるので、その時が来ればエクセルも自動で新元号対応となっているはず。

 

でも、なんらかの事情でパッチが適用されないこともあるので、ここでは、『エクセルが本当に新元号対応となっているか』を簡単に確認できる方法を紹介します。

また、パッチ適用の注意点などもあわせて書いていきます。

エクセルが新元号(令和)対応となっているか簡単に確認する方法

さっそく、エクセルが新元号対応となっているか、簡単に確認できる方法を紹介していきます。

新元号に対応しているかどうかは、実際にエクセルで和暦の表示をさせてみるのが一番確実です。

TEXT関数で令和と変換されるか確認する

まずはTEXT関数を使った簡単な方法。

適当なセルに次のTEXT関数を入力して、『令和』と表示されたらエクセルは新元号対応になっています。

=TEXT("2019/05/01", "ggge年mm月dd日")

TEXT関数で新元号の令和に変換されるか確認する

もし、『平成』のままだったら、エクセルはまだ新元号対応となっていません。

パッチを適用して『令和』対応にしたのに、TEXT関数で『平成』の表示が『令和』にならない問題があるようです。

※令和パッチ適用前に保存していたエクセルでの現象

解決策などの詳細は次の記事を参考にしてください。

セルの書式設定で令和と変換されるか確認する

続いては、なじみのある書式設定で確認する方法。

エクセルの適当なセルに、新元号に切り替わっている日付(2019/5/1など)を入力(①)し、そのセルを選択して『CTRL』+『1』(テンキーの1は不可)のショートカットキーで『セルの書式設定』ダイアログを表示。

『セルの書式設定』ダイアログで『表示形式』タブを選択し(②)、『分類』は日付を選択(③)。

さらに、『カレンダーの種類』は『和暦』を選択(④)、『種類』は元号が表示されているもの(⑤)を選択して、『OK』を押します。

新元号対応のパッチが適用されているか確認する方法

すると、①の『2019/5/1』が『XX年5月1日』のように和暦に変換されるはずです。(XXが元号の表示部分)

この時に、XXの部分が新元号の『令和』で表示されたら、エクセルは新元号対応となっています。

 

逆に、下の画像のように平成のままだったら、新元号に対応したパッチは適用されていません。

新元号対応のパッチが適用されているか確認する方法

 

この場合は、WindowsUpdateによって自動でパッチが更新されるのを待つか、WindowsUpdateを手動で実行しましょう。

なお、WindowsUpdateの自動更新を有効にする設定は次の記事で詳しく書いています。

使っているPCが自動更新の設定になっているかわからない場合は、この記事で確認することができます。

令和にならない場合の確認

もし、令和対応にしたはずなのに令和にならない場合は、確認すべきポイントがいくつかあります。

パッチをインストールしたつもりでもインストールされていない場合や、Officeの更新が必要な場合もあるので、次の記事でチェックしてみてください。

エクセルの新元号(令和)への対応はいつになるのか

Windows7はKB4493453のパッチを適用すると令和対応になる

2019/04/26加筆)

やっと令和対応のパッチが公開されたようです。

さきほど、WindowsUpdate(Windows7)を手動で実行したら、エクセルが『令和』対応になったことが確認できました。

先に紹介している和暦変換の方法で、『令和』と表示されることを確認しています。

Windows7の場合は、パッチ番号『KB4493453』を適用(WindowsUpdate)すると、令和対応になります。

Windows7はKB4493453のパッチを適用すると令和対応になります

Windows10の令和対応パッチはバージョンごとに用意されている

Windows10は、バージョンによって適用するパッチが異なります。

Windows10の令和対応パッチ

  • バージョン1809 → 『KB4495667』(5/4に公開されました)
  • バージョン1803 → 『KB4493437』
  • バージョン1709 → 『KB4493440』
  • バージョン1703 → 『KB4493436』
  • バージョン1607 → 『KB4493473』

Windows10はなんかややこしいことになっている^^

すぐにでもWindowsUpdateで令和対応にしたい場合は、次の記事を参考にしてください。

ここから以下は過去の内容となったので、参考程度に読んでください。

2019/4/23現在、WindowsUpdateによる新元号はまだ未対応です。

昨日どこかのニュースサイトにも書いていましたが、最悪5/1に間に合わない可能性も出てきたようです。

2019/4/10加筆)

4/10の月例パッチには新元号対応は含まれていなかったようです。

マイクロソフトと経済産業省の改元準備対応セミナーの資料には、このへんのことは明記されていたようですが、公式サイトにはこういう情報が見当たりません。

ともかく、提供されるのを待つしかないですね。

4/23追加)

4/23現在、いまだにWindowUpdateによる更新では新元号対応にならないようです。

もう5/1になっちゃいますよ、マイクロソフトさん^^

2019/4/7加筆)

マイクロソフトの公式ページにパッチ提供の方針が書かれていました。

マイクロソフト公式ページ

Windows 用の日本の新元号対応更新プログラムについて – KB4469068

ちょっと引用します。

マイクロソフトは、この変更の準備を進めており、通常の更新プログラムを公開する流れの一部として更新プログラムを毎月 発行する予定です。スタンドアロン パッケージとして提供する予定はありません。

スタンドアロンパッケージというのは、ダウンロードできるオフライン用のパッチのことだと思います。

となると、ネットに繋いでいないPCは新元号対応のパッチが適用できなくなります。

本当に提供しないつもりなんだろうか。

新元号対応パッチの注意事項

新元号対応パッチのいくつかの注意事項があります。

サポート切れのエクセル2007などはパッチの提供はありません

新元号対応のパッチが提供されるエクセルのバージョンは、サポート対象である2010、2013、2016です。

なので、それより古いバージョンの2007は、パッチが提供されることはありません。

※エクセル2007は、2017年10月10日に延長サポートと呼ばれる、最後のサポートが既に終了しています。

もしまだエクセル2007を使っているのであれば、この機会に新しいバージョン(2016かOffice365)を購入しましょう。

自分で日付から元号に変換するVBA(マクロ)を作れば別ですが、そうでなければ2007では新元号への和暦変換はどうがんばっても無理です^^

エクセル2003、2007でも『令和』対応の無償アドインが公開されています

なんと、エクセル2003、2007でも新元号の『令和』に変換できるアドインが公開されていることが最近わかりました。

実際にエクセル2007で『令和』に変換することができたので、エクセル2003、エクセル2007を使っている人は、次の記事をぜひ参考にしてください。

WindowsUpdateはネット接続が前提

パッチはWindowsUpdateを実行することで適用されますが、その際にマイクロソフトのサイトから自動でパッチをダウンロードするので、PCがネットに接続されている必要があります。

今どき、ネットに繋がっていないPCというのはあまりないとは思いますが、事情によりネットに繋がっていないPCがある場合は、ネットに繋がっているPCを使ってパッチを入手しましょう。

パッチを適用したら、本当に新元号対応になったかどうかを、先に書いた書式設定から確認してください。

新元号に対応するために、エクセルを修正する必要はない

繰り返しますが、エクセルが新元号に対応するためにはマイクロソフトが公開するパッチを適用するだけでいいです。

なので、普段から西暦を和暦に変換するような関数や書式を使っていても、何も修正することはありません。

パッチを待てばいいです。

ただし、プルダウンリストなどに元号名を直接定義(『平成』など)しているような場合は、新元号の名前を追加する必要があります。

いずにしろ、和暦変換などについてはパッチ適用で自動で対応されるはずなので、その日が来るまで落ち着いて待ちましょう^^

エクセルはレジストリを使って西暦を新元号に変換する

ところで、西暦などの日付をエクセルはどうやって和暦に変換しているか知ってますか?

Windowsはレジストリと呼ばれている場所に、いろんな情報を保存しています。

各元号の開始日付の情報がこのレジストリに保存されていることで、エクセルはそれを読み込んで西暦を和暦に変換することができます。

 

具体的には、レジストリの『\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras』に、それぞれの元号の開始日付が次のように保存されています。

和暦変換用レジストリを修正して新元号の和暦を追加

 

ここで、僕が勝手に決めた『新元号の情報』をこのレジストリに追加してみます。

和暦変換用レジストリを修正して新元号の和暦を追加

『2019 05 01』は新元号の開始日付を意味し、データには『結衣_結_Yui_Y』を入力。

ちなみに、新元号は某女優さんの名前^^

 

そして、エクセルで2019/5/1と入力して、書式設定で和暦に変換してみたのがこれです。

和暦変換用レジストリを修正して新元号の和暦を追加

 

4/30が『平成』で、5/1から新元号の『結衣』に変換されてますよね。

これで、エクセルがレジストリの情報から和暦に変換していることがわかったかと思います。

 

この例でわかるように、新元号対応のパッチが適用されたら新元号の情報がレジストリに追加されるはずです。

!注意!
この例のように、確認のためにレジストリに新元号の情報を追加した場合は、確認が終わったら必ずその情報を削除してください。
情報を追加したままだと、新元号のパッチが正しく適用できなかったり、和暦への変換が正しく行われなくなるかもしれません。

まとめ

新元号対応パッチの影響は広範囲にわたると思われるので、パッチを適用するとエクセルだけでなく、いろんんなところに不具合が出る可能性があります。

なので、パッチ適用したとたんに今まで動いていたプログラムの結果がおかしいとか、動かなくなったなんていうのは、まっさきにパッチの不具合を疑うべきです。

これまでにもいろいろやらかしているマイクロソフトなので、心の準備をしておくことも大事かと^^

余裕があれば、パッチに関する情報には注意して、パッチに問題がなさそうだと確信してから適用することをおすすめします。

 

繰り返しますが、新元号は4月1日に政府から発表されて、5/1から『令和』に切り替わります。

その間にエクセルの新元号対応の確認は必ず済ませておきましょう。

 

また、今年は新元号の『元年』にあたります!

エクセルで普通に和暦変換すると『元年』ではなく『1年』となるので、『元年』と表示させる方法を次の記事で書いてみました。参考までにどうぞ。

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