エクセル2003、2007でも新元号対応のアドインで令和にできる

エクセル2003、2007でも新元号対応のアドインで令和にできる 元号

エクセルは自動的にWindowsUpdateが実行されることで、新元号『令和』に対応します。

エクセルの新元号対応については次の記事に詳しく書いています。参考までにどうぞ。

エクセルが新元号(令和)に対応しているか簡単に確認できる方法
みなさんご存知の通り、平成という『元号』が今年の4月30日(平成31年)で終わりとなり、5月1日からいよいよ『新元号』に切り替わります。 改元ってやつですね。 エクセルを使っている人で、新元号になった時に西暦→和暦への変換ってど...

注意したいのが、WindowsUpdateで新元号対応になるのはマイクロソフトのサポート製品(2010以降)のみで、サポートが切れている古いバージョン(2007以前)のエクセルは新元号対応にならないということです。

なので、古いバージョンのエクセルを使っている場合は、新しいバージョンへの切り替えをおすすめします。

とはいっても、事情により古いバージョンを使わざるを得ない人もいるかもしれません。

そんな人のために、エクセル2003、2007でも『令和』に変換できるアドインというのが公開されているのを知ってますか?(無償です)

この記事では、『令和』対応アドインを使うための方法として、以下の内容で書いています。

この記事の内容

  • エクセル2007を使った『令和』対応アドインの追加方法
  • 『令和』対応アドイン関数による和暦変換の方法

エクセル2003、2007を使っている人は、ぜひ参考にしてください。

無償で『令和』に変換できるアドインを公開している方には感謝ですね^^

なお、ここで紹介する方法は、『ユーザー定義』による和暦変換には対応していません。

エクセル2007で『令和』対応アドインが使えるようにする

まず、『令和』対応のアドインが使えるように、エクセルにアドインを追加する必要があります。

『令和』対応のアドイン(正確にはVBA)は以下の公開サイトからダウンロードしてください。

ダウンロードするのは『NewEraFunction110.zip』です。

上記サイトではアドイン版を公開していましたが、問題があって現在公開を中止しています。(問題解決次第、公開されると思います)

ここでは、VBA版(マクロコード)をエクセルにインポートして、アドインとして使える方法を紹介します。
※本当は、これから紹介する『VBA版をアドインとして使う方法』よりもアドイン版の方が簡単に使えるんですけどね^^

 

ダウンロードしたzipファイルは適当なフォルダに解凍しておいてください。

NewEraFunction.basがVBAのコードです。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

エクセル2007で『令和』対応アドイン用のファイルを保存する

ダウンロードしたVBAのコードから、『令和』対応アドイン用のファイルとして保存します。

まず、新規にエクセル2007を起動。

※作成済のエクセルファイルは使わないでください。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

『ALT』+『F11』キーを押して、『Visual Basic Editor』の画面を開き、『ファイル』(①)→『ファイルのインポート』(②)を選択。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

ダウンロードした『令和』対応のVBA(マクロ)のコードを選択して開きます。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

左のプロパティにある『NewEraFunction』をダブルクリックして、右側のエディター画面(赤枠部分)にVBAコードのようなものが表示されればOK。

次に、『Visual Basic Editor』画面の右上にある『×』アイコンを押して、『Visual Basic Editor』を閉じます。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

VBAをエクセルに取り込んだので、アドイン用のファイルとして保存します。

『F12』キーを押して、適当なフォルダでファイル名に好きな名前を入力し、『ファイルの種類』に『*.xla』を選択したら保存します。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

これで、アドイン用のファイルを準備できました。

このアドイン用のファイルは次の手順で使うので、保存場所を控えておいてください。

エクセル2007に『令和』対応アドインを追加する

続いて、保存したアドインをエクセル2007で使えるように追加します。

新規でも作成済みでもいいので適当なエクセルファイルを開きます。(ここでは作成済みのファイルにしています)

エクセル2007の左上にある『オフイスボタン』をクリック。

 

『Excelのオプション』をクリック。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

『アドイン』→管理の『設定』をクリック。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

『参照』をクリック。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

ここで、さきほど保存したアドイン用のエクセルファイル(拡張子がxla)を指定して『OK』をクリック。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

 

『EraFormat』にチェックがついていることを確認して、『OK』をクリック。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

これで、『令和』対応のアドイン関数(和暦変換関数)を使える準備ができました。

開いたエクセルファイルはそのまま閉じます。(保存の必要はないです)

なお、ここで紹介したのはアドインとして使う方法なので、新規であろうが作成済みであろうが、すべてのエクセルファイルで『令和』対応のアドイン関数が使えるようになります。

『令和』対応のアドイン関数(EraFormat)を使って『令和』に変換してみる

令和対応のアドイン関数(EraFormat)は標準のTEXT関数の置き換え版だと思って下さい。

なので、TEXT関数を使っていた場合はTEXT→EraFormatに置換するだけで令和対応になります。

また、2019/04/30以前(平成)の日付を処理しているTEXT関数は置き換える必要はありません。

なので、これからTEXT関数を使う場面が出てきたら、TEXTではなくEraFormat関数を使えばいいです。

冒頭でも書きましたが、ここで紹介する方法は『ユーザー定義』による和暦変換には対応していないので注意してください。

 

実際に、TEXT関数をEraFormat関数に置き換えた結果がこれです。

エクセル2017でアドインを使って『令和』に変換する方法

TEXT関数をEraFormat関数に置き換えることで、『令和』対応になっていることがわかると思います。

EraFormat関数で指定している、”ggge年mm月dd日”は和暦の表示形式を指定しています。

=EraFormat(B6, "ggge年mm月dd日")

EraFormat関数(TEXT関数も同じ)で指定できる表示形式は『セルの書式設定』の『ユーザー定義』で指定するものと同じです。

和暦の表示形式で他にどんなものがあるのか知りたい場合は、次の記事を参考にしてください。

 

今回、エクセル2007を使いましたが、『令和』対応アドインはエクセル2003も対応しているようです。(エクセル2003は環境がないため検証できませんでした)

エクセル2003の場合も、エクセル2007と同じような手順になると思うので、ここで紹介している手順を参考にしてください。

まとめ

まとめ

  • 公開されている『令和』対応のアドインを使えば、エクセル2003、2007でも『令和』対応が可能。
  • 『令和』対応のアドインはTEXT関数の置き換え関数(EraFormat)
  • 『ユーザー定義』を使った和暦変換には対応していない。

エクセル2007を使って、『令和』対応のアドイン関数で『令和』に変換する方法を紹介しました。

無償で有益なツールを公開してくれる方には本当に感謝したいですね。

ただし、アドインに関するサポートを受けられるとは限らないので、そのあたりは自己責任で使うようにしてください。(公式サイトには質問などを受け付ける掲示板があるようです)

もし、事情が許せるのであれば、マイクロソフトのサポート対象となっている新しいエクセルの購入をおすすめします。

参考までに、Office製品の購入のヒントになる記事も書いています。