エクセルは別のブック(別ファイル)にあるデータを自分のブックに反映させることができます。
手っ取り早いのは「=」(イコール)を入力して、別のブックのセルを指定してあげる方法です。
他には、「リンクの貼り付け」という貼付け形式を使えば、同様に別のブックからデータを自動反映することができます。
この記事の内容
- 代入式「=」(イコール)を使って、別ブックのデータを自動反映させる
- 「リンクの貼り付け」を使って、別ブックのデータを自動反映させる
今回は、上記2つの方法で「別のブック(別ファイル)からデータを自動反映する」方法を紹介します。
代入式「=」(イコール)を使って別ブックのデータを自動反映
まずは、シンプルに代入式「=」(イコール)を入力する方法です。
ここでは、以下のように参照される側のブック(参照元)の「200」という値を参照する側(参照先)に反映させる場合を例として、手順を解説していきます。
最初に、参照する側(参照先)のブックで、データを反映させたいセルをクリックし、「=」(イコール)を入力します。
次に、参照される側(参照元)のデータがあるセルをクリック(①)して、Enterキー(②)を押します。
これで、別ブックのデータの反映は終わりです。
反映された「参照する側のセル」をクリックして「数式バー」を確認すると、参照される側のセルを参照していることがわかります。
「リンクの貼り付け」を使って、別ブックのデータを自動反映させる
続いての方法は、「リンクの貼り付け」という方法で別ブックのデータを反映させます。
この方法は「コピー」→「リンクの貼り付け」という手順になります。
最初に、参照される側(参照元)のセルをコピー。
次に、参照する側のブックで以下の順番で操作します。
- 参照する側(参照先)のブックで、セルを右クリック(①)
- 「形式を選択して貼り付け」の右にある▶マークをクリック(②)
- 「リンクの貼り付け」(③)をクリックします。
これで、別のブックのデータが反映されます。
この方法も、先で紹介した方法と同じように、「参照する側のセル」を確認すると、参照される側のセルを参照していることがわかります。
別ブック(別ファイル)のデータを自動反映させる方法のまとめ
ここでは、別ブックのデータを反映させる方法を2つ紹介しました。
どちらの方法もそんなに難しい操作ではないので、やりやすい方法で試してみてください。
代入式「=」(イコール)を使って反映させるのがポイントです。
今回は、別ブックのデータを自動反映する方法を紹介しましたが、同じブックで別シートのデータを反映させる方法は次の記事が参考になるかと思います。
他にも、表やグラフをまるごと別シートに反映させる方法もあります。