エクセルのデータを別シートに反映させる2つの方法

エクセルのセルに入力したデータを別シートに反映させる3つの方法 Excel使いこなし(ステップアップ編)

エクセルを使っていると、別のシートに既に入力されているデータを今のシートにそのまま反映させたい場合が出てきます。

今回は、セルのデータを別シートに自動で反映させる方法を2つ紹介したいと思います。

この記事の内容

  • 『リンク貼り付け』を使って、別シートのデータを自動で反映させる。
  • 式を使って、別シートのデータを自動で反映させる。
  • 未入力データが『0』で表示させないようにする。

今回紹介する2つの方法は、操作が違うだけで結果的に同じ式を反映先に埋め込みます。

もちろん、反映するデータは数値であろうが文字列であろうが構いません。

また、未入力データはそのまま反映させると『0』(又は、1900/1/0)と表示されてしまうので、『0』を表示させない方法もあわせて紹介します。

別シートのデータを自動で反映させる方法(リンク貼り付け)

これから紹介するのは、『Sheet2』にある都道府県の名前を『Sheet1』の別シートに反映させる場合の手順です。

この記事では、反映先シート名、反映元のシート名は、それぞれ以下としています。

  • 反映先シート(データがない方) → 『Sheet1』
  • 反映元シート(データがある方) → 『Sheet2』

 

まずはマウス操作だけでできる、『リンク貼り付け』で別シートの入力データを反映させる方法から。

最初に、反映元(Sheet2)の入力データを全て選択して、コピー(『CTRL』+『C』)します。

 

反映先のシート(Sheet1)に切り替えてから最初のセルを選択して、右クリックします。(①)

メニューが表示されるので『形式を選択して貼り付け』を選択。(②)

 

『リンク貼り付け』を選択して『OK』をクリック。

『CTRL』+『ALT』+『V』のショートカットキーを使えば、一発でこの画面を表示させることもできます。

 

これで、一気に入力データを反映させることができました。

別シートのデータを自動で反映させる方法(式を入力)

続いては、反映先のセルに式を入力する方法。

反映先シート(Sheet1)のセルで=(イコール)を入力。

 

次に、データが入力されている反映元シート(Sheet2)を選択して、入力データがある最初のセルをクリック。

 

『ENTER』キーを押すと、自動的にシートが切り替わって入力データが反映できたことがわかります。

 

あとは、次の『フィルコピー』を使って、他のセルも同じように反映させます。

最初のセルの右下にある小さい■のフィルハンドルをつまみます。(マウスが十字の形に変化)

 

フィルハンドルをつまんだまま、最後のセルのところまでドラッグしていきます。

 

これで別シートの入力データを全て反映させることができました。

未入力データが『0』と表示されないようにする

ここまで紹介した方法では、1つ問題があります。

それは、反映元に未入力データがあった場合は、反映先には『0』(又は、1900/1/0)と表示されてしまうこと。

↓この未入力データをそのまま反映させると『0』と表示されてしまう。

IF関数を使って未入力データを空白(空)で表示させる

もし、『0』(又は1900/1/0)を表示させたくない場合は、次のIF関数の手順を試して下さい。

反映先のシート(Sheet1)のセルに次のIF関数を入力します。

=IF(Sheet2!A1="","",Sheet2!A1)

 

これで最初のセルにIF関数を入力できたので、あとはフィルコピーするだけです。

(フィルコピーの手順は先の方で紹介しているので、そちらを参考にしてください)

これで、未入力データでも『0』(又は1900/1/0)と表示されなくなります。

未入力データを判定するIF関数の解説

さきほど入力したIF関数を簡単に解説します。

IF関数の書式(書き方)

=IF(Sheet2!A1=””,””,Sheet2!A1)

IF関数の、最初の引数には『条件』を書いて、第二引数はその条件を満たす(真)場合の処理を、第三引数には条件を満たさない(偽)場合の処理を書いていきます。

Sheet2!A1は、入力データがあるシート(今回の例ではSheet2)の入力データの位置(セルアドレス)を示しています。

つまり、Sheet2!A1は『Sheet2』のA1(A列の1行目)を示しているわけです。

そして、IF関数の最初の引数である『Sheet2!A1=””』は、「『Sheet2』のA1のデータが未入力であるか?」という判定文となります。

もし、未入力であればそのまま第二引数の未入力データ(””)を表示し、未入力でない場合は第三引数のSheet2!A1をそのまま表示させます。

IF関数の詳しい解説は、次の記事に書いているので参考にしてください。

書式を別シートに自動で反映する方法はない

データではなく書式(文字の色や背景色、罫線など)を別シートに反映させたいという場合もあるかもしれませんが、実は『書式』の自動反映はできません。

『リンク貼り付け』の操作の時に、ダイアログの中の『書式』をチェックすることはできますが、チェックすると今度は『リンク貼り付け』ボタンが押せなくなります。

つまり、書式は別シートに反映できないのがエクセルの仕様です。

どうしても、別シートの書式を反映させたい場合は、書式を反映先にそのままコピーするしかないです。

複数の別シートのデータを簡単に集計(串刺し計算)

今回は、別シートのデータをリンクなどで表示(反映)する方法を紹介しましたが、いくつかの別シートのデータを『集計』することもよく行います。

いわゆる『串刺し計算』とか『3D計算』とか呼ばれる方法で、次の記事でその方法をわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください!

まとめ

まとめ

  • 別シートにデータを反映させるたい場合は、『リンク貼り付け』と、参照先の入力(式)の2つの方法がある。
  • 未入力データの『0』を表示させないようにするには、IF関数を使う。

別シートの入力データを反映させる方法は、今回紹介したように2つあります。

どちらの方法でも反映させることができるので、使いやすい方で試して下さい。

今回は、セルの一部だけを反映させる方法を紹介しましたが、列まるごと、行まるごとを反映させたい場合でも同じようにできます(選択範囲を列や、行にするだけ)

ぜひ有効利用してください!

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