エクセルで和暦を西暦に変換する2つの方法(関数と書式設定)

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(関数と書式設定の方法) Excel使いこなし(基本編)

エクセルで和暦(元号)→西暦の変換をしたいという場合はよくあることです。

今回は、和暦から西暦に変換する方法を紹介したいと思います。

そんなに難しくないので、ぜひ変換方法を覚えてエクセルの作業で役立ててください。

 

逆の『西暦から和暦に変換する方法』はこちら。

『セルの書式設定』で和暦(元号)から西暦に変換させる

まずは、和暦が入力されているセルの書式設定から、西暦に変換させる方法です。

 

変換したい和暦のセルを選択してマウス右クリック(①)→『セルの書式設定』を選択(②)

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(書式設定の方法)

 

『表示形式』タブ→『分類』→『日付』の『和暦』を『西暦』に変更。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(書式設定の方法)

表示形式の『種類』はお好みの形式を選択してください。

月や日の頭に0を表示させて2桁で揃えたい場合

1月とか2月の1桁の月の場合でも、01、02と表示させたい場合は、『ユーザー定義』の『種類』で『yyyy/mm/dd』と入力すればOK。(mm、ddとも2桁を意味します)

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(書式設定の方法)

 

↓こんな感じで、1900/1/1が1900/01/01と表示されます。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(書式設定の方法)

『書式設定』で西暦にならない場合

もし、『書式設定』を使った方法で西暦にならなかった場合は、和暦がシリアル値でないことが考えられます。

エクセルは日付を『シリアル値』という数値で管理していて、『書式設定』による変換は日付けが『シリアル値』でないと正しく変換してくれません。

困ったことに、セルに入力されている日付は必ずしも『シリアル値』とは限らず、文字列となっている場合があります。

 

ちょっと馴染みのない『シリアル値』ですが、次の記事で『シリアル値』について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

日付けが『シリアル値』か『文字列』なのかを簡単に見分ける方法

日付けが『シリアル値』か『文字列』なのかは、日付が右に揃っているか、左に揃っているかでわかります。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(書式設定の方法)

上の画像のように、和暦が右揃え(右に寄っている)になっている場合は、その日付はシリアル値になっています。

また、シリアル値になっている場合は、数式バーには『1900/1/1』のようにYYYY/M/D形式で表示されます。(YYYYは年4桁、Mは月、Dは日)

 

逆に、和暦が左揃えになっていたり、数式バーにYYYY/M/D形式ではなくセルの中がそのまま表示されている場合は、シリアル値ではなく文字列だということです。

 

まとめると、

日付けを簡単に見分ける方法

  • 日付けがに揃っていたら、『シリアル値』
  • 日付けがに揃っていたら、『文字列』

 

和暦が『文字列』だった場合は、次の『DATEVALUE』関数を使った変換方法に進んでください。

DATEVALUE関数を使って和暦(元号)を西暦に変換させる

和暦が『文字列』となっている場合は、『DATEVALUE』関数を使ってから、『セルの書式設定』で和暦から西暦に変換させる方法になります。

手順は次の通り。

  1. 文字列の和暦をにDATEVALUE関数でシリアル値に変換。
  2. シリアル値に変換されたセルを選択し、『セルの書式設定』で西暦に変換。

最初の方法と比べて、一旦『シリアル値』に変換する手間がかかります。

和暦が文字列かどうかは、先に紹介した『日付けを簡単に見分ける方法』を参照してください。

 

では、手順です。

西暦への変換先セルにシリアル値変換関数(=DATEVALUE(セルの位置))を入力。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(関数と書式設定の方法)

具体的には、『=DATEVALUE(B4)』のように入力。※B4が変換前の和暦の位置

 

他に変換したい日付があれば、シリアル値変換関数を入力したセルをコピーすれば、他のセルもシリアル値に変換されます。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(関数と書式設定の方法)

 

あとは、最初の方法(その1)と同じようにシリアル値のセルを選択して、マウス右クリック→『セルの書式設定』→『表示形式』で西暦の日付に変更。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(書式設定の方法)

 

無事西暦に変換できたら、このように日付が西暦の形式で表示されます。

エクセルで和暦を西暦に変換して表示させる方法(関数と書式設定の方法)

和暦の日付けの形式が正しくないとシリアル値には変換できない

シリアル変換関数を使う場合は、変換元の和暦の表示形式は『平成○年○月○日』のような形式である必要があります。

 

例えば、H10年5月15日はNGです。(H15.5.15はOK)

 

こういう場合は、あらかじめ元号の部分を置換(H→平成)してからシリアル値変換関数(DATEVALUE)を使ってください。

エクセルで和暦(元号)を西暦に変換する方法のまとめ

まとめ

  • 変換元の日付けが、『シリアル値』か『文字』かで、変換の手順が異なる。
  • 日付けが右揃えだったら『シリアル値』、左揃えだったら『文字』

変換元の西暦の日付が『シリアル値』なのか、『文字列』なのかで変換の手順が異なるのがポイントです。

 

エクセルの場合は、『日付をシリアル値で管理』しているため、日付けと思っていてもただの文字だと、思ったような結果にならない場合があります。

エクセルで日付を扱う場面がこれから先も出てくると思いますが、日付がシリアル値であることを理解しておくと、作業で戸惑うこともなくなると思いますよ^^

4月1日加筆) 新元号が『令和』に決定!

4/1に政府から新元号が『令和』となったことが発表されました。

新元号の対応、確認は終わってますか?

 

また、今年は新元号の『元年』にあたります!

エクセルで普通に和暦変換すると『元年』ではなく『1年』となるので、『元年』と表示させる方法を次の記事で書いてみました。参考までにどうぞ。