エクセルのカウント関数は種類が多いのでポイントでまとめてみた

エクセルの沢山あるカウント関数をポイントでまとめてみた Excel使いこなし(基本編)

エクセルで資料を作っていると、セルに入力されている内容によってその件数を知りたいことがあります。

そんな時に便利なのがCOUNT関数なんですが、このCOUNT関数にはいろんな種類があるのでどれを使ったらいいのか迷うこともあるんですよね。

そこで、今回はCOUNT関数ごとにポイントでまとめてみました。

この記事の内容

  • 数値をカウントするCOUNT関数
  • 入力済みをカウントするCOUNTA関数
  • 未入力をカウントするCOUNTBLANK関数
  • 条件一致(単一)をカウントするCOUNTIF関数
  • 条件一致(複数)をカウントするCOUNTIFS関数

数値(数字)をカウントするCOUNT関数の使い方とポイント

まずは、よく使われるCOUNT関数。

『数値(数字)が入力されているセルをカウントする』関数です。

下のような模擬試験の結果を示す表があった時に、点数に数字(数値)が入力されていたら『受験済み』として『受験者数』を求めたいとします。

数値のセルをカウントするCOUNT関数

=COUNT(カウントしたい範囲)

カウント数を表示させたいセルで、上記のようなCOUNT関数を入力します。

カウントしたい範囲を指定するだけなので、簡単にカウントを求めることができます。

COUNT関数は使い方は難しくないですが、数値と思っていたのにカウントされないケースもあるので、これについてちょっと補足します。

下のCOUNT関数の結果は、9人のはずなのに8人とカウントされています。

それは、赤枠で囲んでいる85が文字列になっているから。

数値のセルをカウントするCOUNT関数

見た目は数値に見えますが、書式の表示形式で『文字列』に変更すると、数値とみなされなくなるので、カウントの対象から外れてしまいます。

ちなみに、『数値はセルの中で右に揃い、文字列は左に揃う』というエクセルの仕様を理解していると、この表の85を見た時に文字列になっていることがすぐにわかります。(書式設定であえて揃えの指定をしてる場合は、この限りではありません)

COUNT関数のポイント

  • 数値が入力されているセルだけをカウントする。
  • 数値なのにカウントされない場合は、文字列などになっていないか確認する。

入力済みをカウントするCOUNTA関数の使い方とポイント

次は、『なんでもいいので、何か入力されているセルをカウントする』COUNTA関数。

COUNTA関数を『空白以外をカウントする関数』という説明をしているサイトもありますが、『スペース文字』も空白と同じ意味で使われる場合があるので、ここでは極力誤解をさけるように説明します。

ここでは『何か入力されているセルをカウントする』のがCOUNTA関数と定義します。

その定義を踏まえると、『半角スペース』、『全角スペース』を入力した場合も『何か入力されている』ということになるので、COUNTA関数は『半角スペース』や『全角スペース』をカウントします。

見た目は空白ですが、『スペースもりっぱな文字』であるということを理解していると、カウントされる理由がわかると思いますよ。

 

下の表では、『合格判定』にA~Cが何件入力されているかを調べるために、COUNTA関数を使っています。

=COUNTA(カウントしたい範囲)

何か入力されているセルをカウントするCOUNTA関数

COUNTA関数のポイント

  • スペース文字も含めて、何か入力されているセルをカウントする。

未入力をカウントする COUNTBLANK関数の使い方とポイント

こちらはCOUNTA関数とは全く逆となるCOUNTBLANK関数です。

つまり、『何も入力されていない』=『未入力のセル』をカウントします。

 

下の表では、『合格判定』に何も入力されていないものを『未判定』として、その件数を求めるためにCOUNTBLANK関数を使っています。

=COUNTBLANK(カウントしたい範囲)

何も入力されていないセルをカウントする COUNTBLANK関数

COUNTBLANK関数は、COUNTA関数とは逆で『半角スペース』や『全角スペース』をカウントしません。

見えないけどスペース文字を入力しているので、当然といえば当然ですね。

COUNTBLANK関数のポイント

  • スペース文字も含めて、何も入力されていないセルをカウントする。
  • つまり、『未入力のセル』をカウントする。

条件一致(単一)をカウントするCOUNTIF関数の使い方とポイント

『もし○○だったらカウントする』のように、1つの条件に一致した時にカウントするのがCOUNTIF関数。
下の表のように、『合格判定』に『A』と入力されているものだけをカウントしたい、という時に使います。

1つの条件に一致しているセルをカウントするCOUNTIF関数

=COUNTIF(カウントしたい範囲、一致条件)

 

COUNTIF関数の書式(書き方)は上記の通りで、この例の場合は『Aと一致するセルだけをカウント』したいので、一致条件には”A”と書いています。

関数(数式)で文字を指定する場合は、ダブルクォーテーション(”)で挟むのがエクセルのルールです。

このように書くことで、『合否判定』が『A』の場合、『B』の場合、『C』の場合のそれぞれをカウントすることができます。

また、一致条件のところには『数値と比較』するような書き方もできます。

例えば、点数が80点以上をカウントしたい場合。

1つの条件に一致しているセルをカウントするCOUNTIF関数

一致条件に『”>=80″』と書くことで、『80点以上の場合』という条件になります。

ちなみに、この一致条件の両端はダブルクォーテーション(”)で挟む必要があります。(文字でもないのに何故挟む必要があるのかは、エクセルの謎の仕様のため不明)

COUNTIF関数のポイント

  • 1つの条件に一致したセルだけをカウントする。
  • 条件には文字の一致だけではなく、数値の比較による条件を書くこともできる。

条件一致(複数)をカウントするCOUNTIFS関数の使い方とポイント

さきほどのCOUNTIF関数は条件が1つでしたが、COUNTIFSは『S』と複数形になっているように、複数の条件が一致したセルをカウントする関数です。

下の表のように、『男でかつ、合格者』となっている人の数を知りたい場合に使います。

複数の条件に一致しているセルをカウントするCOUNTIFS関数

=COUNTIFS(カウントしたい範囲、一致条件、[範囲、条件]、[範囲、条件]、、、[範囲、条件](最大127個))

COUNTIFS関数はCOUNTIF関数の複数形なので、『カウントしたい範囲+一致条件』のセットを複数並べます。

ちなみに、『カウントしたい範囲+一致条件』のセットは最大127個指定できます。

COUNTIFS関数のポイント

  • COUNTIF関数の複数形。
  • 一致条件が2つ以上の場合に使う。(条件は最大127個まで)

まとめ

エクセルでは、セルに入力されている条件でカウントしたい場面がよく出てきます。

その中でも、『数値だけをカウントする』、『何か入力があるものだけをカウントする』などはよく使う条件なので、関数名だけでも覚えておくと作業にもそんなに手間がかかりません。

使い方も簡単なので、ぜひ覚えてください。

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