Office(2019/2021)のサポート期限まとめ

この記事では、マイクロソフトのOffice製品(Office2010~Office2021)のサポート期限を一覧にまとめました。

ちなみに、特別な企業向けのサポート契約を結ばない限り、これ以上の延長サポートはありません。

延長サポートが切れると、Office(エクセル)に問題があっても、マイクロソフトから対策プログラム(パッチ)は提供されません。

今使っているOffice製品のサポート期限を確認し、期限切れになる前に最新バージョンにアップグレードすることを強くおすすめします!

目次

Officeをアップグレードするためには?

直近でサポート期限が切れたのはOffice2013(エクセル2013)ですが、まだ使用している場合はできるだけ早く次のバージョンにアップグレード(アップデート)することをおすすめします。

バージョンアップするためには、新しいバージョンの製品を購入する必要があります。
※現在の買い切り版の最新OfficeはOffice2021です。

ちなみに、Windowsと違ってOfficeには、古いバージョンを新しいバージョンに置き換える「自動アップグレード」の機能はありません。

そのため、古いバージョンをアンインストールしてから最新バージョンをインストールするという手順になります。

古いバージョンを残したまま最新バージョンとの共存も可能ですが、古いバージョンを残す意味がなく、また、不具合が発生する可能性もあるため、古いバージョンはアンインストールした方がいいでしょう。

Office(2019/2021)サポート期限一覧

Officeのバージョンごとのサポート期限(メインストリーム、延長サポート)は下表の通りです。

参考までに、Office2010/2013/2016のサポート期限も、下表に記載します。

下表にあるように、直近でサポート期限切れとなったOffice2013の延長サポートの期限は「2023/04/11」(赤背景色)となっています。

Officeバージョンメインストリーム延長サポート備考
Office20102015/10/13(既に終了)2020/10/13(既に終了)延長サポート期限切れ
Office20132018/04/10(既に終了)2023/04/11(既に終了)メインストリームは既に終了
Office20162020/10/13(既に終了)2025/10/14メインストリームは既に終了
Office20192023/10/102025/10/14延長サポートは3年
Office20212026/10/13なし延長サポートはなし
Officeのバージョンごとのサポート期限一覧

なお、冒頭で書いているサポート期限というのは、「延長サポート」のことで、この「延長サポート」の期限が切れたら、本当にサポートが終了となります。

「メインストリーム」と「延長サポート」の違いは?

上の表に書いているように、サポートの期限には「メインストリーム」と「延長サポート」の2つがあります。

メインストリー機能追加や仕様変更を対応する期間
延長サポート障害(問題)対策やセキュリティ対策をする期間
メインストリームと延長サポートの対応期間

ちなみに、「メインストリーム」や「延長サポート」での対応・対策は、「パッチ」という対策プログラムが提供され、WindowsUpdateを実行することで、このパッチがWindowsに取り込まれます。(更新される)

延長サポート期限切れのOfficeを使い続けると何が問題なのか

エクセルはマルウェアやウィルス感染のリスクが非常に高いことが、ウィルス対策ソフトを開発しているカスペルスキーの2018年の調査結果から明らかになっています。

マルウェアなどが拡散した場合、感染を防ぐためのセキュリティ対策パッチが必要となりますが、延長サポート期限が切れているOffice製品に対しては、そのパッチも提供されません。

延長サポート期限切れでもOfficeを使い続けることは可能ですが、ウィルスに感染した場合、HDの中のデータが削除されたり、最悪の場合PCが起動できなくなるなど、業務への影響が非常に高くなります。

延長サポート期限切れまでに、最新バージョンのOffice(エクセル)を購入してPCにインストールしましょう。

現在の買い切り版の最新OfficeはOffice2021です。

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