パソコンを使っていると、時々ISOイメージファイルをマウント(中身を展開)しないといけないことがでてきますが、マウントの方法がわからなくて困ったことがないですか?
この記事の内容
- Windows8/8.1/10で、ISOファイルをマウント/アンマウント
- Windows7で、フリーソフトを使ってISOファイルをマウント/アンマウント
この記事ではWindowsのOS別にISOイメージファイルをマウントする方法を紹介します。
また、Windows7では標準機能ではISOイメージファイルはマウントできないので、ISOファイルのマウント/アンマウントが簡単にできるフリーソフトのインストールと使い方を解説します。
ぜひ参考にしてください!
Windows8/8.1/10でISOファイルをマウント/アンマウント
Windows8からは、Windowsの標準機能でISOファイルのマウント/アンマウントができるようになりました。
つまり、Windows7のようにマウント専用のソフトが必要ありません。
ISOイメージファイルをマウント(ダブルクリック)
マウントの方法は3つありますが、まずは一番簡単な方法から。
ISOファイルを適当なフォルダに置いたら、ダブルクリック!
たったこれだけで、ISOファイルがマウントされます。
すると、下の画像のようにWindowsが使われていないドライブにマウントしてくれます。
もちろん、ISOファイルの中身も参照できるようになります。
ISOイメージファイルをマウント(右クリック)
2番めに簡単なマウントの方法です。
ISOイメージファイルを選択し(①)、マウスの右クリックメニューから『マウント』を選択(②)
ISOイメージファイルをマウント(リボン)
最後は、リボンの『ディスクイメージツール』を使った方法。
ISOイメージファイルを選択し(①)、リボンの『ディスクイメージツール』を選択(②)→『マウント』を選択(③)
Windows8.1のリボンは、以下のようになります。
以上のように、Windows標準の機能ではマウントの方法は3つありますが、やっぱり最初のダブルクリックが一番使い勝手がいいです。
ISOイメージファイルをアンマウント(右クリック)
今度はマウントしたISOファイルをアンマウント(マウント解除)してみます。
アンマウントの方法は2つあり、まずは右クリックを使った方法。
ISOファイルがマウントされたドライブを選択し(①)、マウスの右クリックメニューから『取り出し』を選択。
これで、マウントが解除(アンマウント)されます。
ISOイメージファイルをアンマウント(リボン)
アンマウントの2番めの方法です。
ISOファイルがマウントされたドライブを選択し(①)、リボンの『ドライブツール』を選択(②)→『取り出す』を選択(③)
Windows7でISOイメージファイルをマウント/アンマウント
Windows7の場合は、標準でISOファイルをマウントする機能はありません。
つまり、Windows7の場合は、ISOファイルをマウントできる専用のソフトが別途必要となります。
ここでは、簡単にISOイメージファイルがマウントできる『WinCDEmu』というフリーソフトを使ったマウントとアンマウントの方法を紹介します。
ISOイメージファイルをダブルクリックするだけで、マウントできるのでぜひ参考にしてください。
ISOをマウントできるフリーソフト(WinCDEmu)をインストール
マウントの方法の前に、まずは『WinCDEmu』をパソコンにインストールします。
次のサイトで、『DOWNLOAD』ボタンを押して『WinCDEmu』のインストーラを適当なフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードした『WinCDEmu』のインストーラをダブルクリックして実行します。
『Install』をクリック。
『インストール』をクリック。
これで、『WinCDEmu』のインストールは終わりです。
ISOファイルをマウントするドライブを指定する
インストールが終わったら、ISOイメージファイルをどのドライブにマウントするかを指定します。
Windowsのスタートボタンを押して、『スタートメニュー』にある『WinCDEmu Setting』をクリック。
『次のドライブ名から始める』にチェックがついていることを確認し、ISOイメージファイルをマウントするドライブを指定します。
このドライブは、今使っているパソコンで使ってないドライブを指定してください。
何もしなくても、上の画像のように使われていないドライブ(Zドライブ)が選択されていると思うので、使われていないことを確認して『OK』を押します。
これで、ISOイメージファイルがマウントできる状態になりました。
WinCDEmuでISOファイルをマウント(ダブルクリック)
では、『WinCDEmu』を使ってISOイメージファイルをマウントしてみます。
ISOイメージファイルをダブルクリック。
これで、ISOイメージファイルがマウントされました。
今回は、Zドライブにマウントする設定にしているので、ZドライブにISOイメージファイルがマウントされ、その中身が見えているのがわかります。
ISOイメージファイルをダブルクリックするだけなので、簡単ですよね。
WinCDEmuでISOファイルをアンマウント(ダブルクリック)
マウントしたので、今度はアンマウントしてみます。
簡単なのが、再度ISOイメージファイルをダブルクリックする方法です。
すると、このようにアンマウントされます。
Windows8/8.1/10の場合は、ダブルクリックでのアンマウントはできないので、WinCDEmuの方が使い勝手がいいですね^^
WinCDEmuでISOファイルをアンマウント(右クリック)
アンマウントの2番めの方法。
マウントされたドライブを選択し(①)、マウスの右クリックメニューから『取り出し』をクリック(②)
どちらの方法を使っても構わないので、好きな方法でアンマウントしてください。
WindowsでISOファイルをマウントする方法のまとめ
まとめ
- Windows8/8.1/10では、Windows標準でISOファイルをマウント/アンマウントできる。
- Windows7までは、ISOファイルをマウントできる専用のソフトが別途必要。
Windows8以降のWindowsを使っている場合は、Windows標準でISOファイルのマウントができるので、今回紹介している方法を参考にそのままWindowsで操作を行ってください。
Windows7の場合は、『WinCDEmu』をインストールすると、ダブルクリックだけで『マウント/アンマウント』できるようになります。
ぜひ参考にしてください!