エクセルで離れたセルを複数選択する時に、普通は『CTRL』キーを押しながらマウスで選択していきますよね?
でもこの方法だと、選択中に『CTRL』キーを押し忘れたりすることがあるので、最初から選択のやり直しになって結講面倒くさいことになります^^
実は、離れたセルを選択する時に『CTRL』キーを一切使わない方法があるんです。
今回紹介する方法を使えば、選択のやり直しを極力減らすことができるので、ぜひ参考にしてください。
離れたセルを選択する時に『CTRL』キーを使わない方法
エクセルのモードに『選択範囲に追加』というモードがあります。
『選択範囲に追加』のモードに切り替えることで、離れたセルも『CTRL』キーなしでどんどん選択することができるようになります。
そして、『選択範囲に追加』にするには、『SHIFT』+『F8』キーを押すだけ。
『SHIFT』+『F8』キーを押すと、ステータスバーに『選択範囲に追加』と表示されます。
あとは、マウスでセルをポチポチと選択するだけでいいので、『CTRL』キーを気にする必要がありません^^
『選択範囲に追加』のモードに切り替える時の注意点
『選択範囲に追加』のモードに切り替える前に、事前に最初のセルを選択する必要があります。
『選択範囲に追加』のモードに切り替えた時に、カーソルが置かれているセルも選択の対象となるので注意してください。
『選択範囲に追加』のモードを解除する
『選択範囲に追加』のモードを解除するには、再度『SHIFT』+『F8』キーを押すか、『ESC』キーを押します。
すると、ステータスバーに表示されていた『選択範囲に追加』の表示も消えて、これ以降はマウスでクリックしても通常のセルの選択(追加選択とならない)となります。
ポイント
ポイント
- 『選択範囲に追加』のモードに切り替えることで、離れたセルの選択操作では『CTRL』キーが不要になる。
- 『選択範囲に追加』のモードの切り替え/解除は、『SHIFT』+『F8』キーを押す。(解除は『ESC』キーでも可)
離れたセルを大量に選択しないといけない場合は、時にはスクロース操作も加わったりしてかなり大変な操作になります。
選択セルの数が多ければ多いほど、『CTRL』キーの押し忘れは後戻り作業となるため、『選択範囲に追加』のモードはかなり便利なモードといえます。
選択の数が少なくても、日頃から『SHIFT』+『F8』キーを使う癖をつけておけば、やり直しとなる無駄な作業もさけることができますよ^^
『SHIFT』キーやドラッグ不要でセルの範囲選択ができる方法
今回紹介した方法と似たような方法に、『SHIFT』キーやマウスドラッグしなくてもセルの選択ができる方法があります。
『SHIFT』キーの押しっぱなしやマウスボタンの押しっぱなしが不要なので、スクロールさせるような大きい範囲の選択の場合には、かなり便利な機能だと思います。
使い方は次の記事で書いているので、ぜひ参考にして作業効率をアップさせてください!