Excelで表(枠)を作成したら、表内のセルにデータを入力していきます。
その時に、『同じデータを繰り返し入力する』というのはよくあることです。
入力済みのものと同じものを入力するのは『非効率』で、『入力ミス』にも気をつけないといけません。
入力済の文字をコピー&ペーストで繰り返していくのもいいですが、繰り返す回数が多いほどその操作すら面倒になってきますよね。
こういう『同じものを繰り返して入力する』という機械作業こそ、ショートカットキーを使って作業の効率化を図りましょう!
繰り返し入力のショートカットキーは『ALT』+『↓』
既に入力済みのものを繰り返して入力する場合は、『ALT』+『↓』を使います。
次のエクセルを例に説明すると、最後に入力された行の次の行で『ALT』+『↓』を押すと、それまで入力していたものが全て候補としてリスト表示されます。
あとは入力したいものを選ぶだけ。簡単ですよね?
表の場合は更に繰り返しのショートカットキーが使いやすい
繰り返しのショートカットキーは、基本的には最後に入力された行の次の行だけしか使えません。
これだと以外と不便ですが、左か右の列のセルに入力がされていると、次の行だけではなく全ての行で『ALT』+『↓』が使えるようになります。
表を作っていくと、隣のセルが既に入力完了となっている場合も多いと思うので、このショートカットキーは表では便利に使えますよ^^
繰り返し入力のショートカットキーの使い方と注意点(動画解説)
ここまで繰り返しショートカットキーの使い方を説明しましたが、もっといろんな条件の繰り返しについて動画で解説しているので、ぜひ参考にしてください!
動画を見てもらったらわかると思いますが、『繰り返し入力できるのは全角文字』だけです。
つまり、『半角で入力した数字は、繰り返しには使えない』ということ。
エクセルでは、人の名前とか部署とかの全角文字が多いと思うので、半角数字が繰り返し入力できないというのはそんなに不便ではないと思います。
ただし、半角でもアルファベットの英文字は繰り返し入力ができます。
動画では確認していませんが、アルファベットの半角はちゃんと繰り返しできるので、ここで補足しておきます。
エクセルで繰り返し入力できるショートカットキーのまとめ
繰り返しのショートカットキーは非常に簡単に使えますが、注意点も含めてまとめてみます。
まとめ
- 繰り返し入力できるのは、縦方向(↓、↑)のみで横方向はできない。
- 基本的に最後(最初)に入力された次の行(前の行)にのみ、繰り返しができる。
- ただし、左か右の列が入力されている場合は、どの行でも繰り返しができる。
- 半角の数字は繰り返しができない。
入力済みのものをもう一度手入力するのは効率が悪くなるし、なにより入力ミスという単純ミスの可能性も出てきます。
特に大きい表を作っていくと、繰り返しショートカットキーの便利さがわかると思います。
繰り返しが多いほど作業効率をアップできるショートカットキーなので、繰り返しのショートカットキーを有効利用しましょう!