エクセルで表を作っていると、途中に行や列を挿入しないといけない場合がよく出てきます。
1行だけだったら普通にマウス右クリックでやれば事足りますが、複数行だとそれを繰り返すのはなかなか手間がかかりますよね。
そこで、複数行、複数列を簡単に挿入できるショートカットキーを紹介します。
10行ぐらいまでだと、今から紹介するショートカットキーを連打すればあっという間に終わりますよ。
ショートカットキーの連打で複数行、複数列を挿入する方法
ショートカットキー
- 『CTRL』+『+』 ※テンキーでもOK。
さっそく、複数行を簡単に挿入する方法に進みます。
まず、下のような表があって、№4と№5の間に複数行挿入しようした場合。
挿入したい位置の行を選択。(又は、『SHIFT』+『スペース』)
そして、行挿入のショートカットキー『CTRL』+『+』を押下。
すると、上の画像のように、№4と№5の間に新しい行が挿入されます。
あとは、挿入したい行数分ひたすら『CTRL』+『+』を押していくだけ。
列の方も、挿入したい位置の列を選択((又は、『CTRL』+『スペース』)し、『CTRL』+『+』で挿入できます。
一度『CTRL』+『+』で挿入できたら、『CTRL』+『+』ではなく、繰り返しのショートカットキーである『F4』又は『CTRL』+『Y』でも同じように挿入ができます。
ただし、繰り返しのショートカットキーは『直前の操作』を繰り返すので、途中で挿入以外の操作をした場合は、挿入できなくなるので、注意してください。
挿入する行(列)が決まっている場合に一気に挿入する方法
さきほどの方法は、1行(1列)選択してから挿入したい分だけショートカットキーを連打する方法でした。
今度はその逆で、最初に挿入したい分だけ行(列)を選択して、ショートカットキー一回押すだけで挿入できる方法。
挿入する行が決まっているのであれば、こっちの方法の方が簡単です。
例えば5行挿入したいのであれば、下の画像のようにあらかじめ5行選択しておきます。
※最初の選択行の前に挿入されます。
後は、『CTRL』+『+』を押すだけ。
一回のショートカットキーで、選択した行数分一気に行が挿入されます。
複数行挿入ショートカットキーのまとめ
まとめ
- 10行程度までの行(列)挿入であれば、『CTRL』+『+』が簡単で確実。
10行ぐらいまでだと、ショートカットキーを押した回数を数えていけばいいので、この方法の方が簡単で確実です。
また、挿入の手順としては、以下の2パターンがあります。
挿入手順のパターン
- 1行(1列)選択してから、挿入したい数だけショートカットキーを連打
- 最初に挿入したい分だけ行(列)を選択してから、ショートカットキー一発で挿入
結果としては、どちらでも同じなので自分にあった方法を試すのもいいかもしれません。
行や、列の挿入はエクセルを使っていると頻繁に発生する操作なので、今回紹介したショートカットキーはぜひ覚えてください。