エクセルやワードなんかで文章を作成していると、□(四角)の中にレ点をつけた状態を表示させたい場合が出てきたりします。
こんな感じですね。
または、□があってそこをマウスでクリックするとチェックがついた状態(☑)にしたいとか。(チェックボックス形式)
この記事の内容
- 日本語入力でチェックマーク(レ点)を入れる
- チェックボックス(コントロール)を使ってレ点(チェックマーク)を入れる
- 図形を使ってチェックマーク(レ点)を入れる
エクセルで結構レ点を文章の中で使いたいなんて場合もあるので、今回紹介する方法をぜひ参考にしてください!
日本語入力を使ったチェックマーク(レ点)の入れ方
一番簡単な方法が日本語入力です。
これはエクセルの機能を使うのではなく、日本語入力(IMEやGoogle)で「チェック」と入力することで、チェックマーク(レ点)や□にレ点がついている文字を入力することができます。
マイクロソフトの日本語入力でチェックマーク(レ点)を入力する
Windowsでは、標準でマイクロソフトの『IME 日本語入力』が使える状態になっています。
マイクロソフトの日本語入力では、日本語入力モードに切り替えて『チェック』と入力すると、下のように候補が出ます。
上の画像のように『記号』までしか出ていない場合、『記号』のところにカーソルを移動させてEnterキーを押してください。
すると、四角の中のチェックや、普通のチェックなど、いろんな『チェック』の候補が出てきます。
あとは、好きなチェック文字を選ぶとセルに入力されます。
Googleの日本語入力でチェックマーク(レ点)を入力する
続いて、Googleの日本語入力を使った場合。
こちらも、マイクロソフトの日本語入力とほぼ同じで、『チェック』と入力すると、上のような候補が出てきます。
日本語入力の候補は個人の環境によって変わる可能性があるので、この通りとは限りませんが、『チェック』と入力すればほぼ大丈夫です。
ちなみに、日本語入力によるレ点の入力なので、ワードやパワーポイントでも同じようにレ点を入力することができます。
チェックボックスを使ったチェックマーク(レ点)の入れ方
これは、チェックボックスというコントロールを挿入する方法です。
Webページなどによく使われているチェックボックと同じで、↓こんなやつですね。(クリックすると、チェックがつきます)
このチェックボックスをマウスでクリックすることで、チェックをつけたり外したりすることができます。
ただし、エクセルを標準の状態で使っている場合、チェックボックスを挿入するためにはちょっとした準備が必要です。
エクセルでチェックボックスを入力するための準備
次の手順で、リボンにチェックボックスを挿入するためのコマンド(ボタン)が表示されるようになります。
リボンのタブ『ファイル』を選択
『オプション』を選択
リボンのタブ『ファイル』(①)をクリックし、『オプション』をクリック(②)
次に、『リボンのユーザー設定』→『リボンのユーザー設定』から『開発』にチェック
これで、リボンに『開発』タブが追加されます。
『開発』の『挿入』から、レ点の形のチェックボックスを選択すると、チェックボックスが挿入できます。
チェックボックスでレ点を入力する手順(動画解説)
チェックボックスが使える状態になったので、実際にチェックボックス(レ点)を挿入する方法を動画で解説します。
初めてチェックボックスを使う人は挿入した後の、デザインモードなどに戸惑うかもしれません。
ともかく、まずはどうやったらチェックボックスが挿入できるのか、動画にある方法を試してみてください。
図形を使ったチェックマーク(レ点)の入れ方
図形の□をシートに貼り付けて、その□にレ点(チェックマーク)の図をかぶせてチェックがついているように見せかける方法です。
これも動画で解説しているので、動画を参考にしてください。
ちょっと強引ですが、既に図形として□が貼り付けている場合は、この図をかぶせる方法しかありません。
図形のチェックマーク(レ点)をコピーする
図形で作ったレ点はコピーすることもできます。
チェックマークの図形を選択して『枠』を表示させ(①)、その図形の上にマウスを置いて右クリックして表示されるメニューから『コピー』を選択(②)
そして、好きな位置で『CTRL』+『V』を押すと、コピーした図形が貼り付けられます。
ちなみに、図形を削除する場合は、図形を選択して『DEL』キーを押すだけです。
チェックマーク(レ点)を入力する3つの方法のまとめ
まとめ
- チェックマーク(レ点)を入れる方法は、『日本語入力』、『チェックボックス(コントロールボックス)』、『図形』の3つある。
チェックマークの入れ方には3つの方法がありますが、☑が表示されればいいのか、□をクリックした時にチェックがつくようにしたいのかによって、方法は異なります。
なので、自分がやりたいこととあっている方法で試してください。
アンケートなどのようなちょっとした文書を作る時も、チェックマークの出番って意外とあったりするものです。
そうなった時に困らないように、チェックマークを自由に入力できるようにしましょう!