この記事では、アドインツール、エクセル、ワードを使った「電子印鑑」の作り方について解説しています。
会社の業務において、請求者や納品書などに印鑑(認印)を押印することがあると思います。
普段の作業として報告する「日報」、「週報」、「月報」などもそうですね。
ただし、印鑑を使う押印は、紙に印刷する必要があり経費もかかります。
また、間違って押印すると再度印刷→押印といった手間もかかります。
紙ではなく電子ファイルに「電子印鑑」を押せるようになると、経費削減や、間違って押してしまったというミスもなくすことができます。
ここでは、マイクロソフトのOffice製品「エクセル」や「ワード」、さらに、エクセルの「アドインツール」を使った「電子印鑑」の作り方を紹介します。
普段エクセルが使い慣れていればエクセルを、ワードが使い慣れていればワードを使うと、「電子印鑑」もそんなにつまづくことなく作ることができます。
また、エクセルのアドインツールはエクセルで本格的な「電子印鑑」が作成できるようになるものです。
認印などのシンプルな印鑑以外に、「日付印」、「角印」、「ビジネス印」なども使いたい場合は、このアドインツールをおすすめします。
この記事を読んで、各アプリ/ツールで「電子印鑑」を作る時の参考にしてください!
電子印鑑のテンプレートファイルがダウンロードできます
エクセルにしろ、ワードにしろ、電子印鑑を作成するには手順が長いため時間がかかります。
そこで、「佐藤」という名前の電子印鑑をエクセル、ワードそれぞれに作りました。
名前を変更すれば電子印鑑として使えるので、以下の記事の最後に貼り付けているテンプレートファイルをダウンロードして、利用してください。
ワードで電子印鑑を作る
まずは、ワードで「電子印鑑」を作る方法です。
ワードで作った電子印鑑

作る時の流れは以下の通りで、ワードを普段から使っている人は問題なく作れるはずです。
また、「図形」に関する手順が中心なので、エクセルで図形を作った事がある人も、問題なく作れます。
エクセルと比べてもワードの方が手順が短いので、ワードが慣れている人はワードがおすすめです。
ワードを使った「電子印鑑」の詳細な手順は、次の記事で詳しく書いているので、参考にしてください。
エクセルで電子印鑑を作る
2番目は、エクセルで「電子印鑑」を作る方法です。
エクセルで作った電子印鑑

作る時の流れはワードとほぼ同じで、こちらも「図形」を中心とした手順となります。
エクセルの場合はワードと比べて画像を保存する手順が多少複雑ですが、エクセルに慣れている人はエクセルがおすすめです。
エクセルを使った「電子印鑑」の詳細な手順は、次の記事で詳しく書いているので、参考にしてください。
エクセルのアドインツールで電子印鑑を作る
最後は、エクセルのアドインツール(Excel電子印鑑)で「電子印鑑」を作る方法です。
こちらは、認印以外の「日付印」、「角印」、「ビジネス印」なども作ることができます。



作る時の流れは以下のようになりますが、アドインツールは配布サイトからダウンロードしてインストールする作業が必要になります。
また、インストールが終わったら、アドインの画面から各種の印鑑を作成することになります。
最後の印鑑を作成する手順では、アドインの使い方を理解する必要があるので、それなりに時間がかかります。
「認印」以外の「日付印」なども使いたい場合は、アドインツールがおすすめです。
インストール→設定→電子印鑑作成というように手順が長くなりますが、次の記事では手順や電子印鑑の作り方を詳しく書いているので、参考にしてください。
電子印鑑の作り方3選のまとめ
ここまで電子印鑑が作れるアプリ/ツールを紹介しましたが、「認印」だけでいいのであれば、ワードかエクセルでいいです。
あとは、使い慣れている方を使うか、さくっと「認印」を作りたい場合には「ワードが多少手順が短いのでワードがおすすめです。
また、「認印」以外の「日付印」や「ビジネス印」などの本格的な印鑑を作る場合は、アドインツールを使ってください。
電子印鑑のテンプレートファイルがダウンロードできます
エクセルにしろ、ワードにしろ、電子印鑑を作成するには手順が長いため時間がかかります。
そこで、「佐藤」という名前の電子印鑑をエクセル、ワードそれぞれに作りました。
名前を変更すれば電子印鑑として使えるので、以下の記事の最後に貼り付けているテンプレートファイルをダウンロードして、利用してください。