この記事では、マイクロソフトの無料Office(Web版:Office on the web)を使って、クラウド(OneDrive)上に保存されているエクセルブック(ファイル)を、ローカルPCにダウンロードする手順を解説します。
Office製品のドキュメントを扱えるWebサイトなので、もちろん、ワードやパワーポイントも同じ方法でダウンロードすることができます。
無料OfficeのWebサイトにログイン
当然ですが、エクセルブックをダウンロードするためには、あらかじめ無料OfficeのWebサイトにログインしておく必要があります。
以下のリンクをクリックし、マイクロソフトのOffice.comのサイトにログインします。
ログインしたら、以下のようなトップページが表示されます。

もし、トップページの前にユーザー名やパスワードの入力画面が表示された場合は、必要な情報を入力してトップページまで進んでください。
ちなみに、自分しか使わないPCやスマホでアクセスする場合は、パスワードの入力をスキップして直接トップページを表示させることもできます。
その方法については、以下の記事を参照ください。
無料OfficeのWebサイトにログインする(【MicroSoft 無料Office】エクセルの表の作り方)
また、サイトにログインするためのアカウントをまだ作っていない場合は、次の記事を参考にしてください。
アカウントを作るのは全然難しくありません。
無料OfficeのWebサイトでエクセルブックをダウンロード
エクセルブックをダウンロードする方法は2つあります。
トップページの下にある、「その他のOneDriveのドキュメント」のリンク(①)をクリックするか、「3点リーダー」(②)をクリックします。
1番目のダウンロード方法(「その他のOneDriveのドキュメント」リンク)
1番目のダウンロード方法です。
「その他のOneDriveのドキュメント」のリンクをクリックします。

「最近使ったアイテム」が別画面(別タブ)で開くので、ここでダウンロードしたいブックの右にある「3点リーダ-」(赤枠部分)をクリック。

「ダウンロード」をクリック。

画面右上に、以下のダウンロードウィンドウが表示されたら、ダウンロードが完了です。
ダウンロードファイルを確認する場合は、ダウンロードファイルの右側にマウスを乗せ、表示されたフォルダをクリックします。

すると、エクスプローラが開き、設定されているダウンロードフォルダに保存されていることが確認できます。(ダウンロードフォルダはWebブラウザの設定で指定されています)

「ダウンロードファイルチェック」→「ダウンロードリンク」でダウンロード
「3点リーダー」以外の、違った操作でのダウンロード方法です。
ダウンロードしたいブックの左側にチェックをつけて、上の「ダウンロード」をクリックですると、ダウンロードできます。

「自分のファイル」からダウンロード
さきほどは、「最近使ったアイテム」にあるエクセルブックからダウンロードしましたが、この「最近使ったアイテム」では古いエクセルブックは表示されないため、OneDirveに保存されている全てのエクセルブックを選択することができません。
全てのエクセルブックを表示させる場合は、「自分のファイル」に切り替えます。
左のメニューで「自分のファイル」をクリックすると、全てのエクセルブックが確認できる一覧に切り替わります。

あとは、既に書いた方法と同じように、エクセルブックを選択してダウンロードすればOKです。
2番目のダウンロード方法(「3点リーダー」リンク)
2番目のダウンロードの方法です。
トップページで、「最近使ったファイル」にあるどのエクセルブックでもいいので、右側の「3点リーダー」(赤枠部分)をクリック。

「ファイルの保存場所を開く」をクリック。

下の画像のように、「自分のファイル」が別画面(別タブ)で開くので、あとは、以下のどちらかの方法でダウンロードできます。
①エクセルファイルの左側にチェックをつけて、「ダウンロード」をクリック。
または、
②エクセルファイルの右側の「3点リーダー」をクリックし、「ダウンロード」をクリック。

複数のブックをダウンロード
複数のブックをまとめてダウンロードすることも、簡単にできます。
ダウンロードしたいエクセルブックにチェックをつけて、「ダウンロード」をクリックするだけです。

複数選択された場合は、zip形式にまとめたファイルがダウンロードされます。

以上、無料OfficeのWebサイトから、エクセル/ワード/パワーポイントをダウンロードできる2つの方法を紹介しました。
どちらも簡単な操作なので、好きな方法でダウンロードしてください。