Windows7は2020年1月14 日で、マイクロソフトからのサポートが終了しています。
Windows7がインストールされていたPCは、Windows10へのアップグレードが終わっているでしょうか。
もし、まだWindows10へのアップグレードが済んでいないようであれば、セキュリティなどの観点から早急にアップグレードすることをおすすめします。
今回は、僕が所有しているノートPC(Windows7 Professional)のWindows10へ簡単にアップグレードできた方法を紹介したいと思います。
今後、Windows7→Windows10へアップグレードする際の参考にしてください。
Windows10のライセンスをAmazonから安全に購入
Windows10へアップグレードするためには、そのための権利(ライセンス)が必要です。
今回は、AmazonからWindows10のライセンスを購入しました。
Windows10のライセンスは、オンラインで様々なショップからいろんな価格帯で販売されています。
ただし、正規のライセンス価格と比べてかなり安いものがありますが、ライセンスが承認されない不正なものもあるので気をつけた方がいいです。
そういうリスクを避けるためにも、正規品より3,000円安いぐらいですが、ここは安全にAmazonから販売されていた『オンラインコード版』を購入しました。
Amazonからオンラインコード版を購入
『オンラインコード』版というのは、購入後すぐにライセンスキーが確認できるもので、できるだけ早くWindows10へのアップグレードを実施したい場合や、パッケージ版(箱物)が不要な場合に適しています。
Amazonで購入したWindows10 Professionalの価格
2020.05.03現在、AmazonでWindows10 Professionalの『オンラインコード版』は、約25,300円ほどで買えました。
マイクロソフトが販売する価格だと28,000円ほどなので3,000円ほど安いです。
Windows10 Professional オンラインコード版
Microsoft Windows 10 Pro April 2018 Update適用 32bit/64bit 日本語版【最新】|オンラインコード版
プロダクトキーを控える
カートに入れて注文を確定させると下のような画面に変わるので、『ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ』をクリックすると購入したライセンスのプロダクトキーが表示されます。
また、『アカウント&リスト』メニューの『ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ』からもプロダクトキーが確認できます。
プロダクトキーは、メモ帳に控えるか、紙に印刷して大事に保存しましょう。
インストールメディア不要でWindows10に簡単にアップグレードする
ライセンスの購入が完了したので、さっそくWindows10へアップグレードしてみます。
アップグレードするためには、USBメモリやDVDにインストーラのイメージをコピーする方法が一般的です。
今回は、USBメモリやDVDが不要の『ISOファイルから直接アップグレードする』方法でアップグレードしてみました。
ISOファイルというのは、アップグレードインストラーのイメージファイル(圧縮ファイルのようなもの)のことです。
こちらも参考にしてください。
事前にWindowsUpdateの自動更新は『無効』にする
Windows10へのアップグレードの前に、WindowsUpdateの自動更新を『無効』にすることを強くおすすめします。
『無効』にしないと、場合によっては『更新プログラムのチェックが46%で止まったまま』となる現象が発生します。
できれば、上記記事で紹介している方法を参考にWindowsUpdateの自動更新を『無効』にしてください。
インストールイメージファイル(ISO)をダウンロードする
では、ISOファイルを使ったアップグレードの手順に進みます。
まずは、マイクロソフトのWindows10用のアップグレードサイトにアクセスします。
上記サイトにアクセスして、『ツールを今すぐダウンロード』をクリック。
メディア作成ツールを保存するダイアログが表示されるので、適当なフォルダを指定して保存します。
ダウンロードしたメディア作成ツールを選択して、右クリックから『管理者として実行』をクリック。
『同意する』をクリック。
『別のPCのインストールメディアを作成する、、、、』にチェックをつけて、『次へ』
言語、エディション、アーキテクチャが正しいものになっているか確認し、『このPCにおすすめのオプションを使う』のチェックを外して、『次へ』
『ISOファイル』にチェックをつけて、『次へ』
『ISOファイル』を保存するダイアログが開くので、適当なフォルダを指定して『保存』
しばらく待ちます。
この画面が表示されると、『ISOファイル』のダウンロードが終わったので『完了』をクリック。
指定のフォルダに『ISOファイル』が保存されていることを確認。
Windows10アップグレードインストーラを起動してアップグレード
前にも書きましたが、これから『上書きインストール』を実行します。
『上書きインストール』は、今使っているアプリケーションや個人データなどはそのままで、Windows10にアップグレードできます。
次の記事のWindows7の解説を参考にして、フリーソフトをあらかじめインストールしてください。
※Windows8以降であれば、フリーソフトのインストールは必要ありません。
ダウンロードされたISOファイルをダブルクリックして、任意のドライブにマウントします。
すると、『ISOファイル』がVドライブ(この例の場合)にマウントされ、『ISOファイル』の中身が展開されます。
アップグレードインストーラ(setup.exe)をダブルクリック。
『次へ』
『同意する』
※『個人用ファイルとアプリを引き継ぐ』にチェックが入っていることを確認して、『インストール』をクリック。
インストールが始まります。
インストールの間は何回も再起動がかかって、インストールが終わるまでにはかなり時間がかかります。
ちなみに、僕の場合は、インストールが終わるまで約2時間近くの時間がかかりました。
インストールが完了するといろんな設定画面が表示されますが、次のような画面では、すべて『いいえ』に設定することをおすすめします。(ほとんど使わない機能や余計なものが多いので)
これで、Windows7からWindows10へのアップグレード(『上書きインストール』)が完了です。
あとは、アプリなどがきちんと動作するか確認して終わりです。
今回のアップグレードでは、Bluetooth通信によるマウスやヘッドホンは設定やり直しだったので、デバイスに関連する再設定は必須かもしれません。
以上ですが、ライセンスの購入からアップグレードが完了するまでは、半日程度時間をつぶす可能性もあるため、時間の余裕がある時にアップグレードすることをおすすめします!