5/1から『令和』に切り替わることで、エクセルの日付も『令和』を使うことが多くなります。
そのため、日本語入力で『れいわ』と入力した時に、一発で『令和』の文字が候補に出てくると作業もしやすいですよね。
でも、使っている日本語入力により、一発で『令和』が表示されるものと、表示されないものがあるんです。
ほぼ何もしないでも『れいわ』の候補に『令和』と表示されるのが、マイクロソフトの日本語入力(Microsoft IME)
逆に、『令和』の候補が出ないので単語登録が必要となるのがGoogleの日本語入力。
ここでは、Googleの日本語入力で『令和』の単語登録をする方法を紹介します。
また、WindowsとOfficeの組み合わせにより、マイクロソフトの日本語入力でも『令和』の候補が出ない場合があるので、こちらも単語登録の方法について紹介します。
Googleの日本語入力は『令和」の単語登録が必要
Googleがフリーで提供している『Google日本語入力』は、こちらからインストールできます。
Google公式サイト Google 日本語入力
マイクロソフトのIMEよりは確実に使いやすいので、インストールすることをおすすめします^^
今使っているWindowsに、Googleの日本語入力がインストールされているかは、タスクバーのアイコンを確認すればわかります。
下の画面のように、Googleの日本語入力の青いアイコン(赤枠部分)が表示されているとGoogleの日本語入力がインストール済みです。
そして、そのアイコンをクリックすると『Google 日本語入力』にチェックがついていることから、Officeの日本語入力(Office IME)よりGoogleの日本語入力が優先して使用されていることがわかります。
僕はメインのPCではGoogleの日本語入力を使っています。
Googleの日本語入力は何もしなくても、そのうち『令和』と変換されるようになるのかと思っていたら、いつまでたってもならないんですよね^^
下の画像が『令和』と変換されないGoogleの日本語入力です。
さすがに一発で『令和』と変換されないのは入力していてもストレスがたまるので、『令和』を単語登録してみました。
タスクバーにあるスパナのアイコンをクリックすると、メニューが表示されるので『単語登録』を選択。
単語に『令和』、よみに『れいわ』と入力して、『OK』をクリック。
そして、『れいわ』と入力してスペースキーで変換させると、一発で『令和』が表示されようになり、これでストレスも解消されます^^
普段からGoogleの日本語入力を使っている人は、単語登録を試してみてください。
マイクロソフトの日本語入力(IME)は何もしなくても『令和』に変換できる
Googleの日本語入力と違って、以外と優秀だったのがマイクロソフトの日本語入力(IME)
ネットの情報などを確認すると、4/1に元号が『令和』と決まってからすぐに『れいわ』→『令和』への変換ができたそうです。
遅ればせながら、僕もWindows8.1+マイクロソフトの日本語入力(Microsoft IME 2012、バージョン15.0)の環境で『れいわ』の変換について確認してみました。
入力してみると、一発で『令和』が表示されることが確認できます。
こちらは同じく、Windows10でのマイクロソフト日本語入力(Microsoft IME 2012)の『令和』変換です。こちらもOKですね。
環境によってはマイクロソフトの日本語入力でも『令和』に変換できない
マイクロソフトの日本語入力では一発で『令和』に変換できると書きましたが、実はWindowsとOfficeの組み合わによっては、『令和』に変換できないことがあります。
結論から書くと、Office2010などのOfficeの日本語入力(Microsoft Office IME 2010など)を使っている場合には『令和』に変換できません。
ネットで確認すると、Office IME 2010で『令和』に変換できた人もいたようですけど、できない人も多く、少なくとも僕の環境(Windows7+Office2010)ではできませんでした。
変換できないものはしょうがないので、Office2010の日本語入力で単語登録してみました。
タスクバーにある『ツールボック』のアイコンをクリックし、『単語の登録』を選択。
単語に『令和』、よみに『れいわ』を入力して、そのまま『登録』をクリック。
これで、一発で『令和』に変換できるようになります。
Windows8.1やWindows10の日本語入力の環境で『令和』の単語登録が必要になった人は、同じようにできます。
タスクバーの『A』(または『あ』)のところで、クリックして『単語の登録』を選択。
あとは、先に紹介した方法と同じです。
まとめ
まとめ
- マイクロソフトの日本語入力(Microsoft IME 2012)を使っている場合には、何もしなくても『れいわ』→『令和』に変換できる。
- Googleの日本語入力は『令和』に変換できないので、単語登録が必要。
- マイクロソフトの日本語入力がOffice2010(Microsoft Office IME 2010)などの古いバージョンの場合は、単語登録が必要な場合がある。
WindowsとOfficeの組み合わせによっては、『令和』と変換できたりできない場合もあります。
使っている日本語入力を試してみて『令和』が変換できない場合は、単語登録をしてみましょう。
これからは『令和』と入力する場面が必ず増えるので、一発で『令和』に変換できることは作業効率を考えると必須といえますよ^^